2007年12月22日
恵林寺の環境整備が進む
恵林寺の旧浴室棟および車庫新築工事が完了しました。
旧浴室棟は年代不詳の建物でおそらく、明治から 昭和初期ころの範囲には入ると思いますが、俗に言う五右衛門風呂、薪を燃して大釜のお湯を沸かしていました。
(続きを読む…)
恵林寺の旧浴室棟および車庫新築工事が完了しました。
旧浴室棟は年代不詳の建物でおそらく、明治から 昭和初期ころの範囲には入ると思いますが、俗に言う五右衛門風呂、薪を燃して大釜のお湯を沸かしていました。
(続きを読む…)
甲州市塩山のM邸の改装工事が完成しました。壁を取り払い、床・天井を張り直し、LDKを一室にしたので、ぐっと広々とした感じになりました。工期は平成19年8月~9月の約2ヶ月間でした。
フォーラムの2日目、記念講演に先立ち午前中の再生事例発表会では、伝匠舎代表の石川が国の登録文化財として保存再生された「笛吹川芸術文庫」について約25分の発表をいたしました。その中でNPO家並み保存会(歴史的景観形成重要建築物保存会)について触れ、登録文化財として民家を残すことの有効性について話しました。
12月の1日2日、東京・池袋の重要文化財、自由学園明日館(みょうにちかん)で「民家フォーラム2007」が開催されました。お天気にも恵まれ2日間で約400人名の参加がありました。JMRA10年のあゆみや、さまざまな取り組みを紹介する展示のほか、曳屋の実演や、民家再生相談なども行なわれました。
私はある知人の奥様の葬儀に出向いた際、葬議場に飾られていた一枚のキルトを見て青年のように胸がときめきました。そこに一針一針、丁寧に縫われていたのは、一見して、私が理想とし後世に残さなければならないと考えている、山梨らしい山梨の風景だったからです。
都留市のYさんご一家
リニア実験線のために立ち退きになったご自宅を解体処分してしまうにはもったいないと、山梨市のTさんに譲られました。この民家は実はたいへん古く建立は200~250年も前のもので、黒光りする柱は太くチョウナハツリ仕上げで趣があり、梁はこれも太い鉄砲梁でたいへん力強いものでした。
(続きを読む…)