2011年11月28日
下神内川:八幡大神社で竣工祭
平成23年11月27日(日)山梨市下神内川にある八幡大神社本殿改修工事の竣工祭が関係各位が大勢集まる中、にぎにぎしく挙行されました。工事内容は基礎工事や桁下までの木工事(玉垣修理含む)が中心で、屋根は塗装工事のみを行いました。工事の着手は平成23年8月、竣工は同年11月、約3カ月強の工程でした。
平成23年11月27日(日)山梨市下神内川にある八幡大神社本殿改修工事の竣工祭が関係各位が大勢集まる中、にぎにぎしく挙行されました。工事内容は基礎工事や桁下までの木工事(玉垣修理含む)が中心で、屋根は塗装工事のみを行いました。工事の着手は平成23年8月、竣工は同年11月、約3カ月強の工程でした。
甲府市城東に残る古い商家の建物、甲府の空襲で焼け残った数少ない貴重な建物で甲府市の文化財に指定されています。この石川家の商家住宅、今回の震災で蔵の壁などにひびが入ったため修理工事が行われました。着工は平成23年7月〜竣工は10月、約3カ月の工期で左官工事を中心に震災によって生じた様々な個所の修理工事が行われました。
精進諏訪神社は樹齢1300年の大杉で有名ですが、このたび社殿の屋根の修理工事が行われました。この社殿は明治39年に建築されたもので、富士河口湖町の指定文化財になっているご本殿を覆う覆屋として本殿を保護するとともに拝殿の役目も果たしています。その屋根は茅葺きで長年の風雨にさらされて腐朽が進んでいたために今回修理されることとなりました。着工は6月、竣工は9月、約3カ月の工程でした。
甲府市にある舞鶴城・鉄門(くろがねもん)の復元工事で、三人のともみさんが活躍しています。一人は山梨県埋蔵文化財センターの友美さん、一人は文化財建造物保存修理協会の朋美さん、そして一人は我が伝匠舎の現場担当の智美さんです。それぞれ文化財建造物修理のスペシャリストとして活躍しています。 (続きを読む…)
山口県岩国市にある「錦帯橋」、徳島県三好市にある「かずら橋」とともに日本三奇橋の一つに数えられる山梨県大月市にある「猿橋」の修理工事が完了しました。深さ30mの谷底からは橋脚が立たないため橋脚を使わず、刎木(はねぎ)で支持する肘木桁(ひじきけた)式の橋は周りから眺めるにはたいへん美しくまさに絶景、昔の職人は良く造ったものだと感心させられます。
(続きを読む…)
平成22年から平成23年度の完成を目指して工事を進めている鉄門の小屋梁の仮組が完成し、4月28日文化財建造物保存技術協会や山梨県営繕課などによる中間検査が行われました。鉄門の復元に使用されている木材はケヤキ、マツ、ヒノキなどですが、いずれも太く、長く、重いため加工は伝匠舎の神金作業場で行われています。
(続きを読む…)
身延町下部にある国の重文・門西家住宅の茅葺屋根が葺き替えられました。門西家は江戸時代、湯之奥金山や山林管理など湯之奥村の代々名主を努めた家柄です。建物は江戸時代中期初期に建てられたもので、富士川流域の入母屋造りの代表的なものです。
(続きを読む…)
竣工 南東面外観
国の重要文化財「藤村記念館」を武田神社境内からJR甲府駅北口に移築する工事が完成、11月に一般公開されました。この建物は、明治8年(1875年)、現甲斐市睦沢村に学校として建てられました。建設時の県令(知事)、藤村紫朗が奨励した様式であるため「藤村式建築」と呼ばれています。建設当初の大工棟梁は下山大工の松木輝殷(てるしげ)です。 (続きを読む…)
保存修理工事が完了した御本殿
平成22年11月22日、南アルプス市にある山梨県指定の文化財・高尾穂見神社本殿の保存修理工事が完成し、落慶式が行われました。このご本殿は寛文5年(1665)の建立で、桃山時代の様式が残る江戸初期の建物としてたいへん貴重なものであります。着工は8月、約3カ月の工程でした。 (続きを読む…)
来賓と多くの壇信徒が集まり落慶式が始まった
塩山向嶽寺の仏殿・開山堂の修復工事の落慶式並びに落慶法要が平成22年10月30日挙行されました。この仏殿は約200年前に弊社一族の甲州下山大工・石川源三郎によって建てられました。大正15年(約85年前)には火災によって上層部の茅葺屋根と小屋組みが焼けましたが、この修復工事にあたったのが弊社二代前の石川孝重社長で、このとき若干29歳の若さであったと伝わっております。
(続きを読む…)