2009年12月13日
明王寺山門の修理工事が完成
増穂町の有形文化財に指定されている明王寺の山門(四脚門)の保存修理工事が完成しました。着工前、主要構造部が傾き、屋根がねじれ、組物が外れかけていた建物は修理によってほぼ健全な状態となりました。工期は平成21年9月〜12月で、約2か月半の工程でした。
増穂町の有形文化財に指定されている明王寺の山門(四脚門)の保存修理工事が完成しました。着工前、主要構造部が傾き、屋根がねじれ、組物が外れかけていた建物は修理によってほぼ健全な状態となりました。工期は平成21年9月〜12月で、約2か月半の工程でした。
練馬区は同区中村3丁目にあった茅葺きの旧内田家住宅を区の有形文化財に指定し、区立石神井公園ふるさと文化館の付属施設として、隣接する区立池淵史跡公園への移築工事を行っています。弊社はその建築工事を請け負っていて、平成22年3月の完成を目指しております。
(続きを読む…)
旧内田家住宅は、練馬区中村にあった明治20年代初頭の建物と推定される古民家です。練馬区内に現存する数少ない茅葺き民家として、練馬区の有形文化財に指定されています。建物をいったん部材ごとに分解し、必要な調査を行った後、修復や補強などを施しました。
(続きを読む…)
甲州市大和町宮本地区にある諏訪神社の随身門は安永6年(1777年)に建てられたもので、建立当初の姿をよくとどめている歴史的建物として貴重であり甲州市指定の有形文化財に指定されています。このたび二百数十年を経て建物の歪みや腐朽が進んだ建造物の全解体保存修理工事が行われました。 (続きを読む…)
河口湖畔にある有隣園の資料館(財団法人生涯学習研修財団所有)は、昭和12年松田竹千代(元衆議院議長)によって建築されました。旧帝国ホテルを設計した有名な建築家フランク・ロイド・ライトがデッサンをし、弟子の遠藤新が実施設計をしたと言われる歴史的な建築です。
(続きを読む…)
平成20年11月3日、北杜市明野町にある国の重要文化財「八代家住宅」で8人のチェリストによるコンサートが行われました。主催したのはNPO法人茅ヶ岳歴史文化研究所、協参は八代家当主・八代謹蔵氏です。八代氏自身もチェロを演奏されるということですが、当日は司会進行役に徹しておられました。近隣の方を中心にたくさんの方々が参加され、皆さんでちょっと贅沢な時間を過ごしました。
根場(ねんば)集落で水害に流されずに残った伝統民家が、資料館(登録有形建造物文化財)として修復整備されました。工事着工は平成20年1月、完成は6月、約6か月の工期でした。基本計画は筑波大学の安藤邦廣先生、実施設計は富士河口湖町の小林建築設計事務所でした。
空襲で焼失する前の甲府は大変美しい城下町だったのです。往時の様子を伝える数少ない建築物が石川家住宅。甲府市の指定文化財に指定されています。このたび本屋の銅版屋根が葺き替えられました、工期は平成20年2月から3月の約2ヵ月間、往時の美しい姿がよみがえりました。
御師(おし)とは、各地の大きな神社や霊山にあって民衆が参拝するのを導き助ける人々のことで、神主の資格を有するとともに宿屋も経営していました。
旧外川家住宅は、上吉田に残る富士山信仰の御師の宿坊で、東西に長い敷地に主屋が明和5年(1768)、離れが幕末期に建てられた江戸時代の建物です。
(続きを読む…)
山梨県の名勝庭園のある甲州市勝沼町の三光寺、御本堂の東隣にその太子堂はあります。平成12年に保存修理工事が行われた太子堂は桃山時代の様式を残す貴重な建築で、甲州市の指定文化財になっています。本年4月5日(土)毎年恒例の太子講祭りが行われました。弊社も毎年お参りしています。