トピックス

2017年11月26日

甲州民家移築再生[12] 上棟式

棟納め槌打ちの儀。棟梁の「千歳棟、万才棟、永々棟」の掛け声にあわせ、棟に上った二人の大工職人が棟木に槌を振り下ろし、大音響が周辺に轟く

2017年11月25日(土)日本晴れのもと、川崎市にある柴原家住宅で、今では珍しくなった『昔ながらの上棟式』が盛大に行われました。
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2017年10月5日

甲州民家移築再生[11] 建て方

最初に大黒柱を建てる。その断面寸法は400×480㎜と太い

9月27日(水)幸い天候にも恵まれ、建て方を開始。まず最初に巨大な大黒柱を建てるところから。大黒柱は棟木までも到達。続いて外周の通し柱や大梁を架け渡し、徐々に主要軸部材を組んでいきます。
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2017年10月3日

甲州民家移築再生[10] 柿渋塗り

伝匠舎の作業場で柿渋塗りが行われている様子

平成29年9月30日(土)、10月1日(日)の二日間、甲州市にある伝匠舎の作業場で柴原邸に使用する野地板に柿渋を塗るワークショップが行われました。参加したのは柴原様ご夫妻と日本民家再生協会の皆様(二日間延べ16人)です。
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2016年8月8日

甲州民家移築再生[9] 土こねこねワークショップ

土のコネ場で全員集合

平成29年8月6日10時~15時、川崎市の現場で壁土を作る作業が行われました。今回のワークショップ、スタッフ含め20名の予定が35名の参加をいただきました。解体時にとっておいた壁土の土をふるいにかける班と新しい土にふるった土と藁スサを混ぜ、足でこねこねする班に分かれ、午前と午後で作業を入れ替えました。
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2016年6月2日

甲州民家移築再生[7] 柴原邸の地鎮祭

関係各位が参列して地鎮祭が行われた

平成27年9月1日に解体古民家のお祓いをしてから約20か月が経過した平成29年6月1日(大安)。心配した天候にも恵まれ、川崎市の建設予定地で施主様ほか関係各位が出席して地鎮祭が行われました。建設地は柴原様のお屋敷内で、大都市にも関わらず緑の多いゆとりのある環境。南に緩やかに傾斜する理想的な場所です。
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2016年5月22日

甲州民家移築再生[5] 解体部材の格納

伝匠舎の藤木作業場に格納された解体木材。検分に訪れた柴原様ご夫妻

解体材は盗難の危険性等にかんがみ、伝匠舎の3か所の作業場倉庫や資材置き場に分散して格納されました。平成28年5月21日、柴原様ご夫妻とO設計事務所立会いのもと格納部材の検分チェックが行われました。
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2016年3月23日

甲州民家移築再生[4] 解体工事開始

2月9日、建具や畳などを引き上げたのち仮設の足場や囲いを設ける

移築のための解体工事は廃屋の処分とは違って、再び組み上げるために解(ほど)く作業です。したがって手解体を基本として、傷つけないようにホゾ仕口を傷めないように、丁寧慎重に行われました。
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