トピックス

2016年5月22日

甲州民家移築再生[5] 解体部材の格納

伝匠舎の藤木作業場に格納された解体木材。検分に訪れた柴原様ご夫妻

解体材は盗難の危険性等にかんがみ、伝匠舎の3か所の作業場倉庫や資材置き場に分散して格納されました。平成28年5月21日、柴原様ご夫妻とO設計事務所立会いのもと格納部材の検分チェックが行われました。
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2016年3月23日

甲州民家移築再生[4] 解体工事開始

2月9日、建具や畳などを引き上げたのち仮設の足場や囲いを設ける

移築のための解体工事は廃屋の処分とは違って、再び組み上げるために解(ほど)く作業です。したがって手解体を基本として、傷つけないようにホゾ仕口を傷めないように、丁寧慎重に行われました。
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2015年12月28日

甲州民家移築再生[2] 解体工事前の神事

柴原様ご夫妻、設計業務を請け負われたO設計事務所の大沢匠様ご夫妻、右端に弊社社長の石川。譲受が正式に決まった

平成27年9月1日、柴原様ご夫妻は再び古民家を訪れ、民家の所有者との間で正式に古民家の譲受け契約を結ぶことになりました。

そして、それより約3か月過ぎた平成27年12月20日(友引)、柴原様と弊社の間で柴原邸移築再生工事(第一期解体工事)の工事請負契約が結ばれ、同月12月27日(日)[先負]午後2時より、関係各位が参列して解体工事前の御祈祷が行われました。
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2015年6月18日

甲州民家移築再生[1] 柴原様の古民家との出会い

山梨県笛吹市御坂町の名門旧家に残った古民家

長年各地で、自邸として移築するための古民家を探していた柴原様に出会いの時が訪れました。

平成27年6月17日水曜日、中央線塩山駅で待ち合わせ、県内の古民家3物件をご案内しましたが、そのうち御坂町にあった古民家に柴原様は深く共鳴されたご様子で、この時、内心譲受することを決断されたように思われます。
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2014年12月27日

海老名の蔵移築再生

上棟時の蔵の様子 2階内観

上棟時の蔵の様子 2階内観

平成15年の9月、主屋(しゅおく)の移築再生工事でお世話になった施主のY様から連絡をいただき、スタッフ一同でお訪ねしました。すると太くて立派な棟木の蔵の部材が一式、屋敷の駐車場に積み置きされており「良い蔵なので、主屋の裏側に建てたい」とのご希望でした。
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2012年12月15日

北杜市:A邸が竣工

竣工外観(南西面)

竣工外観(南西面)

伝匠舎では、解体から上棟までの工事を請け負うことがあります。古民家に対する長年の経験と古材に対する熟練した技術が重宝されているためです。上棟の後は施主様と縁のある優良工務店が内装を仕上げて完成します。平成24年5月着工、同年9月に上棟の段階で引き渡しになり、12月15日最終竣工、施主様に引き渡されました。

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2012年9月15日

築300年の家・命ふたたび

T邸 竣工外観(南西面) 2012年09月15日

T邸 竣工外観(南西面) 2012年09月15日

山梨県の中央市高部にあったとある古民家が笛吹市石和町に移築されました。専門家からは「重要文化財に指定されてもおかしくない」という声もあった住宅ですが老朽化が著しく、大きく傾いていて倒壊の恐れもありました。所有者であった塚田さんは最終的に今の状態で残しておくことは困難と判断、当社に古民家の今後の活用について相談をいただくことになりました。 (続きを読む…)