2016年3月5日
笛吹の家
笛吹の家は、築100年を数える旧家を解体し、新築したもの。
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平成28年に入って1月には、解体前の古民家の調査と並行して番付が行われました。番付はやがて仮組や建て方において大切な役目を果たすことになります。
ベニヤで作った木札にその部位を記した後、細六と呼ばれる細い釘でとめていきます。
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平成27年9月1日、柴原様ご夫妻は再び古民家を訪れ、民家の所有者との間で正式に古民家の譲受け契約を結ぶことになりました。
そして、それより約3か月過ぎた平成27年12月20日(友引)、柴原様と弊社の間で柴原邸移築再生工事(第一期解体工事)の工事請負契約が結ばれ、同月12月27日(日)[先負]午後2時より、関係各位が参列して解体工事前の御祈祷が行われました。
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長年各地で、自邸として移築するための古民家を探していた柴原様に出会いの時が訪れました。
平成27年6月17日水曜日、中央線塩山駅で待ち合わせ、県内の古民家3物件をご案内しましたが、そのうち御坂町にあった古民家に柴原様は深く共鳴されたご様子で、この時、内心譲受することを決断されたように思われます。
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栃木県大田原市にあった旧K邸、このたび規模を縮小減築して移築されました。山梨の甲州市藤木地区に移した理由は、娘さんが学生時代に星の観察会で何度かこの地を訪れていて、その時の良い印象によるとのことでした。
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山梨県の中央市高部にあったとある古民家が笛吹市石和町に移築されました。専門家からは「重要文化財に指定されてもおかしくない」という声もあった住宅ですが老朽化が著しく、大きく傾いていて倒壊の恐れもありました。所有者であった塚田さんは最終的に今の状態で残しておくことは困難と判断、当社に古民家の今後の活用について相談をいただくことになりました。 (続きを読む…)
平成23年4月24日、山梨市市川に完成したM邸(移築再生民家)の完成見学会が行われました。この建物は、かつては勝沼町にあった養蚕のための蔵でした。使用されていた柱は今では希少な国産の栂(ツガ)材で135mm角と太く、木柄の太い松の梁材とともに大変力強く美しい構造体を見せておりましたので、伝匠舎の古材置き場に解体格納しておりました。
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