2012年8月5日
宿願寺の本堂が上棟
平成24年8月5日、真言宗大谷派 松石山・宿願寺の本堂が上棟、にぎにぎしく上棟式が行われました。
平成24年7月24日、身延山久遠寺総門を保存修理工事するにあたり、安全祈願のご祈祷が行われました。久遠寺28世日奠上人が寛文5年(1665年)に建立された総門は身延町の文化財に指定されていて、正面扁額には36世日潮上人の筆になる「開会関」の文字が記されています。完成は平成24年11月30日の予定。
平成24年5月31日、甲府市飯田のJA会館前に鎮座する山梨県農協神社の社殿改修工事に先立ち、廣瀬久信JA山梨中央会会長はじめ関係者がそろって起工式が行われました。
施主の深沢敏行様の話によると・・・十数年前、母が末期がんとなり余命3カ月の宣告を受けた時に、ある宮司様にお祓いを受けたところ完治した。宮司様の言うことには、当家の先祖がかつて何か悪事を行ったために良からぬことが起こっているという。 (続きを読む…)
甲州市勝沼町にある玄正寺の御本堂は鉄筋コンクリートでできています。昭和50年代には多くの寺院がコンクリートで建てられましたが、今時間の経過の中で修理工事が必要な時期を迎えています。工事内容は御本堂の外壁モルタルの修理工事と加えて木造の山門屋根の塗り替え塗装工事です。着工は平成24年1月、竣工は同年4月、約2カ月半の工程でした。
箱根湯本にある名刹、金湯山早雲寺の開山堂の屋根は茅(かや)で葺かれています。このほど葺き替え工事(差し茅工法)が行われ、美しい姿がよみがえりました。着工は平成24年3月、竣工は同年4月、約1月の工程でした。 (続きを読む…)
大井俣窪八幡神社は山梨市北にある神社で、代々武田家をはじめとする甲斐源氏の崇拝を集めた神社です。多くの優秀な文化財建造物を所有していますが、たとえば日本最古に属するとされる木造鳥居はたいへん美しいもので木造の鳥居を考える上で模範とすべきものと考えられます。 (続きを読む…)
JR山梨駅から歩いて10分ほどの住宅街に宿願寺(浄土真宗)があります。信仰心の篤い檀家が300年にわたって寺を支えてきました。「客殿」の新築は様々な催事に対応できる空間がお寺にほしいという檀家様の強い要望に応えて計画されました。 (続きを読む…)
山梨県笛吹市一宮町にある慈眼寺(真言宗)は、楼門・本堂・庫裏が国指定の重要文化財に指定されています。伝匠舎は現在本堂の保存修理工事にたずさわっています。文化財の修理工事で厄介なのが天井や壁や広縁に張られる幅広板の加工、材質はマツやスギですが機械を通さずに手仕事でなめらかな板に仕上げていきます。汗を流してカンナがけをするのは伝匠舎の若い職人達、刃を研ぎカンナの調整をしながらひたすら板を削りつづけています。