2008年3月16日
蛮風亭~非凡な斜めの化粧構造材~
施主の小俣さんはアーティストです。写真の作品は小俣さんが第2回「日本民家美術展」に出展されたイラストです。蛮風亭の現代建築にも通じる意匠が実現した背景には、設計者のよき理解者としての小俣さんがいたことは間違いありません。
(続きを読む…)
施主の小俣さんはアーティストです。写真の作品は小俣さんが第2回「日本民家美術展」に出展されたイラストです。蛮風亭の現代建築にも通じる意匠が実現した背景には、設計者のよき理解者としての小俣さんがいたことは間違いありません。
(続きを読む…)
笛吹市八代町南796番地にある八代郷土館敷地内にあった旧石原家住宅は、平成18年11月に電気配線が原因とみられる火災にあい茅葺き屋根と小屋の一部が焼けました。この建築は江戸中期の農家の姿を現在に残す民家として貴重であるため笛吹市の有形文化財に指定されています。
(続きを読む…)
庫裏本来の姿に戻すことを基本として、小屋裏にまで達する美しい化粧構造材(太い柱や梁)を表わしで見せること、さらに高い天井によって不利になる温熱環境を快適にするために、床に床暖房を設備、また冬期には小屋裏まで上昇する温まった空気を送風ダクトを使って床レベルに吹き下ろす装置を設置して快適事務空間を実現しています。
甲州市塩山上於曽1370番地に藤原接骨院が完成しました。昨年11月6日に着工してから約4ヶ月の工程でした。設計は藤原先生の妹の旦那さんの清水岳(馬場設計勤務)さん。
(続きを読む…)
昨年5月から始まった井尻小学校の耐震補強工事がこのほど完成し、3月7,8,9日の3日間、学校の先生方、教育委員会の皆様方、それに父兄の皆様方で引っ越しが行われました。弊社からも毎日10人を超える作業員で引っ越しをお手伝いさせていただき、期限の使用開始に間に合うことができました。心からありがとうございました。
昨年弊社で保存修理工事をさせていただいた富士吉田市の指定文化財・外川家住宅が県指定文化財に昇格しました。外川家住宅は御師(おし)の家と言って富士山信仰を広め、富士登山をする人々の世話をした御師の富士吉田での宿泊施設でした。
(続きを読む…)
和菓子の老舗「松林軒」様よりの依頼。
「前の建物に使用されていた古材を使って看板を作ってほしい・・・」
お施主様から支給の古材を使って、写真のような古式で堂々とした看板ができました。
再生の現場は山梨市三富地区。工期は2007年8月から同年12までの約5ヶ月間です。施主様ファミリーは、山梨市が進めている空き家バンク制度を利用して持ち家を取得して移り住んだ第一号となりました。
建築を担当したのは弊社の坂本達二監督。同じ地域に暮らす彼は、計画段階から何かと施主様と親しくお付き合いさせていただき計画を進めてまいりました。
笛吹市春日居町桑戸の不動堂(桑戸東区コミュニティーセンター)の建築工事が完成しました。工期は平成19年8月から20年1月までの約5ヶ月間。笛吹市ならびに教育委員会の皆様、また桑戸区の皆様には多くのご指導ご鞭撻ご支援を賜わりました、ありがとうございました。
難しい組み物や装飾が無いのに、この鐘楼堂なんとも自然です。場所は山梨県笛吹市境川町大黒坂の聖応禅寺。畑や石垣が美しい山寺にそのお堂はなんとも似つかわしく建っているのです。以前茅葺屋根が葺かれてから約23年、さすがに傷んだ屋根を見かねて御山住職は葺き替えを決断、昨年12月に約1月間をかけて工事が行なわれました。