2022年8月1日
さらなる茅葺技術の向上を目指して

兵庫県丹波市の立山南ふるさと文化財の森センター内。実物大の茅葺実習のための屋根組
(公社)全国社寺等屋根工事技術保存会は、文化庁が定める選定保存技術保存団体の一つで、日本家屋の屋根における伝統技術である檜皮葺や茅葺などの技術の向上と継承を目的にして活動を続けている団体です。
兵庫県丹波市の立山南ふるさと文化財の森センター内。実物大の茅葺実習のための屋根組
(公社)全国社寺等屋根工事技術保存会は、文化庁が定める選定保存技術保存団体の一つで、日本家屋の屋根における伝統技術である檜皮葺や茅葺などの技術の向上と継承を目的にして活動を続けている団体です。
総ケヤキ造りの随神鳥居。宮大工2人が作業中
山梨県建設業協会からの依頼で、2022年6月21日(火)午後1時30分~3時30分、笛吹市境川町三椚にある熊野神社の移転建設現場で現場見学会を開催いたしました。
浄土寺にあった楽し気な表情の鬼面瓦2個
令和4年5月22日(日)23日(月)の2日間、広島県尾道市で行われた、一般社団法人 日本伝統建築技術保存会の総会と春季研修見学会に出席しました。
もしもしの家の前庭で、生徒さんとスタッフで全員集合
今年の「民家の学校・塩山講座」の参加者は総勢32名と大盛況!内訳は全国各地(大阪、茨城、岡山、静岡、岐阜、愛知、石川、山梨)から参加した受講生が20名、講座を運営するスタッフが12名です。
明るく爽やかな赤柴集落
『赤芝集落』は山梨市牧丘町の山間地区、標高900mにある約35戸の小さな集落です。周辺には美しい渓流と草原状の農地が広がり、遠くに大菩薩山系を望む空は明るく爽やかです。
俳人飯田蛇笏翁・龍太翁親子が散策した竹林を整備していく
明治から昭和にかけて活躍した山梨が誇る俳人飯田蛇笏翁とその息子龍太翁。二人が暮らしていた家屋敷「山廬(さんろ)」周辺の竹林整備が11月24日に行われました。
伝匠舎の御社として祭られているお堂
弊社の神棚には、出組で二重の扇垂木、総反りの素晴らしいお堂の模型が御社として祀られています。これは私が恩師と慕う畑野経夫先生(文化財建造物保存技術協会元参与)が、高校3年生の時に作った秀作です。
調査に訪れた工学院大学の皆さん
令和3年7月18日から20日の3日間、赤芝集落の調査を実施しました。今回調査を務めた工学院大学総合研究所および同大学建築学部調査員は、冨永研究室修士課程の学生とNPO法人山梨家並保存会(弊社社員も数名)です。