2009年6月1日
「北杜の館」N邸が完成

竣工外観(南東面) 外観の大きさは再生前と変わっていない。ソーラパネルを設置し、現代生活に見合うように快適性、利便性を高めている。
明治期以降の養蚕型甲州民家の代表的なものです。今回移築した建物も昭和4年に明治期に建てられた近隣の名門主屋を笛吹市春日居町に移築したものでした。今回はまたそこから北西へ約20km、北杜市高根町蔵原の寒冷地に移送しての再生となったため、移築する場の気候に合わせて、強力な断熱・機密化工事を行う必要がありました。
竣工外観(南東面) 外観の大きさは再生前と変わっていない。ソーラパネルを設置し、現代生活に見合うように快適性、利便性を高めている。
明治期以降の養蚕型甲州民家の代表的なものです。今回移築した建物も昭和4年に明治期に建てられた近隣の名門主屋を笛吹市春日居町に移築したものでした。今回はまたそこから北西へ約20km、北杜市高根町蔵原の寒冷地に移送しての再生となったため、移築する場の気候に合わせて、強力な断熱・機密化工事を行う必要がありました。
拝殿本殿の全景
山梨市上栗原にある建岡神社です。社殿の腐朽が著しくなってきたため、このほど改築工事を施し本年3月15日に竣工式が行われました。改築された本殿は一間社流造り銅版葺き総ヒノキ造りで、約300年前(江戸初期)の様式に復元されました。
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居間、12坪(24畳)の板の間、石造りの暖炉の上に若き麗人の肖像画あり
河口湖畔にある有隣園の資料館(財団法人生涯学習研修財団所有)は、昭和12年松田竹千代(元衆議院議長)によって建築されました。旧帝国ホテルを設計した有名な建築家フランク・ロイド・ライトがデッサンをし、弟子の遠藤新が実施設計をしたと言われる歴史的な建築です。
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完成外観(南東面)
伝匠舎の得意な建築手法に古材の利用があります。F家住宅では北杜市高根町の古民家にあったたいへん立派で太い梁組を再利用し、二階の梁組として組み込んでいます。またF家住宅は、当社でも近年急速にその数を増やしている環境配慮型住宅として、たいへん冷暖房効率のいい家に仕上がっています。
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竣工外観 屋根は寄せ棟茅葺き、壁は杉皮の細竹押さえ
美壺庵は伝統的な構法と自然な素材や古材をふんだんに使って造られました。美壺は三坪、ほんとに小さいけれど土間があり、畳が敷かれ、水屋がある愛らしい民家です。
甘酒茶屋 竣工正面図
「天下を旅する剛気の武士、大刀腰に足駄がけ八里の岩根を踏み鳴らす」と歌われた東海道箱根路に古くより旅人を温かくもてなす甘酒茶屋がありました。箱根の「甘酒茶屋」、大江戸の昔より東海道の難所箱根八里の癒し所として全国的にたいへん有名なお店です。
力強い大黒柱や太い梁の古材、あるいは改築前の建物から移したお札の貼ってある太い丸太柱や座敷入口の差し鴨居などが歴史の厚みや香りを表現しています
施主は12代店主の山本達雄様、その命を受けて老朽化した建物の改築実現のために東奔西走しご尽力されたのが専務の山本聡様、山本様ご家族の皆様には誠に暖かいご支援ありがとうございました。
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美壺庵について解説する伝匠舎代表の石川
4月19日(日)天候にも恵まれ、美壺庵の竣工見学会が行われました。参加者は約20名でしたが、中川様ご夫妻を取材している某テレビ局の皆様が飛び入りで参加、たいへんにぎやかで楽しい会になりました。
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随神門(楼門)の前でお祓いをする
大嶽山那賀都神社(だいたけさんながとじんじゃ)は山梨県山梨市三富上釜口にある山中谷深き大社です。車も通れぬような登山道を2〜30分歩いていくと、このような谷深き所にどのようにしてこれほどの社殿を建てたのかと不思議に感じます。まさにそこは霊験あらたかな神の住まうところに違いありません。
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歩道橋から見るカナエル神社。山梨文化会館とたいへん美しく調和しています。
YBS山梨放送ならびにYBSグループの本拠地、甲府駅北口の山梨文化会館南側に建立していた「ともちゃん家のカナエル神社」が完成、4月3日に一宮浅間神社の神主様による遷座祭が行われ、4日に同番組で放映の後、5日から一般参拝が始まりました。
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