トピックス

2011年10月2日

精進諏訪神社の屋根修理工事が完成

竣工社殿正面

竣工社殿正面

精進諏訪神社は樹齢1300年の大杉で有名ですが、このたび社殿の屋根の修理工事が行われました。この社殿は明治39年に建築されたもので、富士河口湖町の指定文化財になっているご本殿を覆う覆屋として本殿を保護するとともに拝殿の役目も果たしています。その屋根は茅葺きで長年の風雨にさらされて腐朽が進んでいたために今回修理されることとなりました。着工は6月、竣工は9月、約3カ月の工程でした。

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2011年10月1日

塩山南小学校の耐震工事が完了

竣工外観・正面より

竣工外観・正面より

甲州市塩山にある南小学校の耐震補強工事がこのほど完了しました。工期は平成23年5月31日〜9月16日までの109日間、工費は約税込7,500万円でした。現場を担当したのは当社の黒沢明監督(映画監督と同姓同名!)。厳しい工期ではありましたが発注機関である甲州市の関係各位や設計事務所の皆様のご指導をいただきながら、無事に工事は完了いたしました。

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2011年9月30日

佐久神社:耐震工事完了-制震のすすめ

佐久神社 拝殿

佐久神社 拝殿

東日本大震災では、山梨県も震度5強を観測しました。大きな被害はありませんでしたが、屋根瓦がずれたり、壁が落ちる損害が出たようです。震災後、伝匠舎はいくつかの社寺から地震対策の相談を受けました。お勧めしているのが「制震」という考えに基づく補強です。揺れに耐える「耐震」とは違い、揺れを受け流すという考えに基づいています。 (続きを読む…)

2011年9月15日

舞鶴城:三人の「ともみ」さん

左から文建協の朋美さん、伝匠舎の智美さん、埋文センターの智美さん

左から文建協の朋美さん、伝匠舎の智美さん、埋文センターの友美さん

甲府市にある舞鶴城・鉄門(くろがねもん)の復元工事で、三人のともみさんが活躍しています。一人は山梨県埋蔵文化財センターの友美さん、一人は文化財建造物保存修理協会の朋美さん、そして一人は我が伝匠舎の現場担当の智美さんです。それぞれ文化財建造物修理のスペシャリストとして活躍しています。 (続きを読む…)

2011年9月14日

遠妙寺本堂耐震工事ー制震のすすめ

遠妙寺様のご本堂

遠妙寺様のご本堂

東日本大震災では山梨県も震度5強を観測しました。大きな被害はありませんでしたが、屋根瓦がずれたり、壁が落ちる損害が出たようです。震災後、伝匠舎はいくつかの社寺から地震対策の相談を受けました。お勧めしているのが「制震」という考えに基づく補強です。揺れに耐える「耐震」とは違い、揺れを受け流すという考えに基づいています。 (続きを読む…)

2011年9月13日

弊社施工物件が優良工事表彰を受賞

横内山梨県知事とともに石川社長と松崎智美監督

横内山梨県知事とともに石川社長と松崎智美監督

山梨県立笛吹高等学校は石和高校と園芸高校が合併してできた総合高校で、この度旧石和高校の敷地に校舎が改築整備されました。弊社JVはその第3工区を担当、工区の中にあっては唯一平成22年度山梨県の優良工事表彰を受賞いたしました。

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2011年9月2日

名勝「猿橋」の修理工事完了

桂川に架かる名勝「猿橋」の絶景

桂川に架かる名勝「猿橋」の絶景

山口県岩国市にある「錦帯橋」、徳島県三好市にある「かずら橋」とともに日本三奇橋の一つに数えられる山梨県大月市にある「猿橋」の修理工事が完了しました。深さ30mの谷底からは橋脚が立たないため橋脚を使わず、刎木(はねぎ)で支持する肘木桁(ひじきけた)式の橋は周りから眺めるにはたいへん美しくまさに絶景、昔の職人は良く造ったものだと感心させられます。
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2011年8月31日

恵林寺東堂の東門が完成

東門正面景観

東門正面景観

車を東堂の玄関に横付けするために大きく開閉ができる門扉の依頼を受け、長い時間をかけて伝匠舎が考案しこのほど完成しました。材種は腐朽しにくいヒバ材を使用し高耐侯含浸型保護塗料を塗布、柱石は御影、スライドするレールと扉骨組みは鉄製です。

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2011年8月9日

伝匠舎の3人が震災仮設住宅のお手伝い

向って左から鳥羽瀬、長瀬、伊東の独身三人組。7月18日の早朝山梨を発ってから8月8日の今日まで3人は元気に頑張っています

向って左から鳥羽瀬、長瀬、伊東の独身三人組。7月18日の早朝山梨を発ってから8月8日の今日まで3人は元気に頑張っています

いわき市の仮設住宅に派遣した弊社の大工長坂君が帰郷してホッとしていたところへ、また里山研究所の安藤先生から、こんどは会津若松に建設中の現場で人手が足りないのでさらに増員して大工さんを派遣するようにという依頼が来ました。微力ですが震災復興のお役にたつべく選考の結果、弊社の元気印独身3人組が行ってくれることになりました。
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2011年8月5日

みんなの広場にパン焼き窯を作成

渡辺明彦さんが描いた「いい加減石窯(2段タイプ)」の作り方の図面

渡辺明彦さんが描いた「いい加減石窯(2段タイプ)」の作り方の図面

7月16日(土)蔦谷さんご夫妻と農土香(のどか)の会の皆さんは、みんなの広場の北西隅にパン焼き窯を作成、焼きたてのパンを味わいました。石窯を作ったのは北杜市白州町にお住まいの渡辺明彦さん、お世辞にも立派とは言えない石窯でありましたが、焼きあがったパンはたいへん美味でありました。

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