2012年2月17日
重要文化財「慈眼寺」でカンナ掛けの修行
山梨県笛吹市一宮町にある慈眼寺(真言宗)は、楼門・本堂・庫裏が国指定の重要文化財に指定されています。伝匠舎は現在本堂の保存修理工事にたずさわっています。文化財の修理工事で厄介なのが天井や壁や広縁に張られる幅広板の加工、材質はマツやスギですが機械を通さずに手仕事でなめらかな板に仕上げていきます。汗を流してカンナがけをするのは伝匠舎の若い職人達、刃を研ぎカンナの調整をしながらひたすら板を削りつづけています。
山梨県笛吹市一宮町にある慈眼寺(真言宗)は、楼門・本堂・庫裏が国指定の重要文化財に指定されています。伝匠舎は現在本堂の保存修理工事にたずさわっています。文化財の修理工事で厄介なのが天井や壁や広縁に張られる幅広板の加工、材質はマツやスギですが機械を通さずに手仕事でなめらかな板に仕上げていきます。汗を流してカンナがけをするのは伝匠舎の若い職人達、刃を研ぎカンナの調整をしながらひたすら板を削りつづけています。
NPO山梨家並み保存会が主体となって再生した古民家「農啓庵(どうけいあん)」(笛吹市芦川町)が、ダイハツ工業のエコカーのTVコマーシャルの舞台になりました。メインキャラクターは人気俳優の瑛太さん。茅葺き屋根の葺き替えを手伝う若者という設定で、仕事が終わった後、ドライブする姿が描かれています。
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五体明王とは理想の実現を妨げる色々な障害を取り除くために、大日如来から強いパワーを与えられた真言密教の5人の仏です。笛吹市春日居町桑戸区にある五体明王像は平安時代後期に作られた、たいへん古い仏像で山梨県の指定文化財に指定されています。古くは同地区の地蔵院にあったものを戦国時代の終わり頃に桑戸区を守るためにとの理由で、区の鬼門に当たる現在の地に不動堂を建て安置されました。
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弊社社長の石川が代表を務めるNPO山梨家並み保存会は、平成24年1月26日(木)小学校で初めての「こども上棟式」の授業を行いました。場所は甲州市の井尻小学校。参加した5年生の生徒は18人、授業は5、6時限の午後1時45分〜3時30分でした。 (続きを読む…)
上芦川地区にある歴史的な古民家・藤原家住宅は、芦川地区の歴史文化の展示施設として利用されるべく現在保存整備工事が行われています。伝匠舎は藤原家住宅が永く地域の皆様に愛され利用されていくことを願い、笛吹市と共催で1月15日(日)上芦川の茅場において茅刈り体験会を開催いたしました。 (続きを読む…)
昨年の暮れ、北杜市白州町のY邸にご覧のような見晴らし台が完成しました。実は以前ここには二階建の付属建築物がありましたが、そこからの甲斐駒ケ岳の眺めがたいへん美しかったことを想い、施主様が特に計画されました。高さ約6m、時計が付いて愛らしい地域のランドマークになりました。
平成23年12月、甲斐市竜王の街かどにごきげんな空間が現れました。街かどアートの作者は野原なずなさん、お名前の通りの楽しくてすばらしい作品です。工事の着工は8月、竣工は10月、約2カ月の工程でした。
勝沼氏の館跡にほど近い景勝地。御縁あって連絡をいただき出かけてみると二階のベランダから侵入した雨が一階の廊下天井にいくつものしみをつくっておりました。雨漏り個所の特定のためベランダ周辺の各所からバケツに汲んだ水を掛け流してみるとほぼここだという個所が解りましたので、ベランダの踏み板を揚げて防水対策をやり直すことになりました。 (続きを読む…)
「千歳(せんざい)の棟(とう)、万歳(まんざい)の棟、永永(えいえい)の棟」棟梁の掛け声で棟に上った二人の大工がカケヤを棟に振り下ろし棟木を納める儀式「棟納めの儀」が行われました。平成23年12月12日大安吉日、重要文化財慈眼寺の本堂で上棟式が行われました。平成23年8月に始まった工事もここでやっと半ばになりました。
「秩父夜祭」名前は有名ですが今まで一度も見たことがありません。雁坂トンネルが開通してからは甲州市から秩父市までは約90分の距離になりました。社寺の仕事でも近年秩父市でお世話になっておりますのに、そんな有名な祭りを見ていないなんておかしな話だと平成23年12月3日(土)思いついたように仕事を1時間早く切り上げて車で雁坂峠越え、秩父神社の夜祭りを見に出かけたのでした。
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