2011年5月29日
第2回 こども上棟式を開催
西東京市にお住まいの蔦谷栄一様と政子様ご夫妻は、山梨市牧丘町に「みんなの家・農土香(のどか)」という古民家を所有し、都会の子どもたちに自然の中の暮らしを体験させる活動をしておられます。この農土香のこども達が約30人5月28日(土)に伝匠舎を訪れ、第2回のこども上棟式の学習会を開催いたしました。
(続きを読む…)
西東京市にお住まいの蔦谷栄一様と政子様ご夫妻は、山梨市牧丘町に「みんなの家・農土香(のどか)」という古民家を所有し、都会の子どもたちに自然の中の暮らしを体験させる活動をしておられます。この農土香のこども達が約30人5月28日(土)に伝匠舎を訪れ、第2回のこども上棟式の学習会を開催いたしました。
(続きを読む…)
甲州市勝沼町のぶどう畑のまん中にあるW家の離れが完成しました。平屋で軒深く数寄のたたずまいをもつ建物ですが、高い断熱気密性をもつ省エネ住宅です。外壁を漆喰にしたり、雨戸の鏡板を木製にしたり、様々に柔らかい和の表現を心がけました。工期は平成22年10月〜23年4月までの約6カ月でした。
平成22年から平成23年度の完成を目指して工事を進めている鉄門の小屋梁の仮組が完成し、4月28日文化財建造物保存技術協会や山梨県営繕課などによる中間検査が行われました。鉄門の復元に使用されている木材はケヤキ、マツ、ヒノキなどですが、いずれも太く、長く、重いため加工は伝匠舎の神金作業場で行われています。
(続きを読む…)
身延町下部にある国の重文・門西家住宅の茅葺屋根が葺き替えられました。門西家は江戸時代、湯之奥金山や山林管理など湯之奥村の代々名主を努めた家柄です。建物は江戸時代中期初期に建てられたもので、富士川流域の入母屋造りの代表的なものです。
(続きを読む…)
甲州市塩山下萩原の高台に小さな蔵が完成しました。外観は漆喰の白壁に中高さまで腰壁を張り上げ、重心を下げることで全体のバランスを整えています。内部は真壁に板張り、木が呼吸することで四季を通じて快適な室内環境を作り出しています。着工は平成22年10月、約5カ月の工程でした。
山梨県韮崎市穴山町の田園風景の中に名門旧家が現地再生され、若いご夫妻家族が住まわれました。ローコストを目指した再生工事でしたが、創意工夫の中でたいへん魅力的な空間が生まれました。着工は平成23年7月、約8カ月の工程でした。
山梨市、のどかな田園地帯に木造二階建て述坪約38坪の住宅が完成しました。工事概要は地盤改良に続いて耐圧盤ベタ基礎を施工、ヒノキや杉の木材を室内側に表し(真壁)木を呼吸させ、外部は基礎や屋根とともに強力に断熱防湿し快適な室内環境を作っています。着工は平成22年9月、約6カ月半の工程でした。
「蔵・移築再生の家」は、かつて勝沼に建つ養蚕のための蔵でした。総2階建てのこの建物は、今は希少な国産の栂(ツガ)をふんだんに使用し、柱は135mm角以上の太いものです。2階の梁は身長180cmの人には頭がぶつかるほど低いものの、小屋組は広く2階は言わばジャングルジムのようです。栂の床板は各所棚板に使用しました。既存の美しい架構・軸組みには手を加えず、付け足すことで現代の家に近づけました。床は国産の桧の厚板で、押入や天井は杉板貼り、外壁は杉皮貼りです。
(続きを読む…)