2011年2月7日
夏を快適に風を起こす装置「塔屋」
甲州I邸に新たに設けられた「塔屋」は、できるだけ冷房に頼らず夏を快適に過ごすために室内に風を起こす装置です。これは住宅に設けたいわば大きな煙突で、風が気圧差で起こる原理によって3シーズン心地よい風が起こります。また天より降り注ぐ光はたいへん美しく、今回は私設ギャラリーに改装いたしました。
甲州I邸に新たに設けられた「塔屋」は、できるだけ冷房に頼らず夏を快適に過ごすために室内に風を起こす装置です。これは住宅に設けたいわば大きな煙突で、風が気圧差で起こる原理によって3シーズン心地よい風が起こります。また天より降り注ぐ光はたいへん美しく、今回は私設ギャラリーに改装いたしました。
山梨県上野原市西原にある「びりゅう館」の水車、長年の使用によって心棒と水車(みずぐるま)が傷んでいました。修理工事は平成22年11月に着手、平成23年1月31日完了しました。約2カ月の工程でした。
再生民家のオーナーであるMさんが、甲州市上萩原の土地建物を購入したときに付属として付いてきた納屋がありました。解体処分も考えた納屋でしたが、このほど便利な作業小屋として生まれ変わりました。
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弊社社長の石川が代表理事を務める「NPO山梨家並保存会」は、平成23年1月10日、笛吹市上芦川の農産物直売所・おごっそう家の「わかひこ亭」で茅葺き体験会を開催しました。 (続きを読む…)
竣工 南東面外観
国の重要文化財「藤村記念館」を武田神社境内からJR甲府駅北口に移築する工事が完成、11月に一般公開されました。この建物は、明治8年(1875年)、現甲斐市睦沢村に学校として建てられました。建設時の県令(知事)、藤村紫朗が奨励した様式であるため「藤村式建築」と呼ばれています。建設当初の大工棟梁は下山大工の松木輝殷(てるしげ)です。 (続きを読む…)
完成した拝殿の前で仮竣工の神事が行われました
大嶽山那賀都神社(だいたけさんながとじんじゃ)は山梨県山梨市三富上釜口にある山中谷深き大社です。平成21年4月19日神事が行われ、境内全域にある社殿の修復工事が着工しました。現在も平成23年度の完成に向けて工事が進められています。このうち平成22年12月29日、拝殿が仮竣工し供用が開始されました。
失礼ながら、こどもは猿に近い生きものでしょうか?みんな軽々と足場に登って記念撮影
弊社社長の石川が代表を務める「NPO山梨家並保存会」は平成22年12月19日、小学校高学年の児童を対象に「こども上棟式」を開催しました。笛吹市上芦川の農産物直売所「おごっそう家」の林間地に建てたのは3坪(6畳)の休憩所「わかひこ亭」です。
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弊社社長、石川重人が代表理事をつとめさせていただいているNPO法人山梨家並保存会が主催で、茅葺きのいえづくり体験会をひらきます。大工さんや茅葺き職人さんと伝統的ないえづくり。ぜひ、ご参加ください。
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修理工事が完了した鐘楼堂
箱根湯本にある名刹、金湯山早雲寺の鐘楼堂の屋根工事が平成22年12月に完了しました。屋根は茅葺屋根で、長年の風雨で傷みが進んでおりましたところ、住職さまのご要望で何とかあと10年、屋根を維持し使用したいとのことから、差し茅による工事を行うこととなりました。工期は11月〜12月、約2カ月弱の工程でした。