2011年3月31日
下萩原:A邸の蔵が完成
甲州市塩山下萩原の高台に小さな蔵が完成しました。外観は漆喰の白壁に中高さまで腰壁を張り上げ、重心を下げることで全体のバランスを整えています。内部は真壁に板張り、木が呼吸することで四季を通じて快適な室内環境を作り出しています。着工は平成22年10月、約5カ月の工程でした。
甲州市塩山下萩原の高台に小さな蔵が完成しました。外観は漆喰の白壁に中高さまで腰壁を張り上げ、重心を下げることで全体のバランスを整えています。内部は真壁に板張り、木が呼吸することで四季を通じて快適な室内環境を作り出しています。着工は平成22年10月、約5カ月の工程でした。
山梨県韮崎市穴山町の田園風景の中に名門旧家が現地再生され、若いご夫妻家族が住まわれました。ローコストを目指した再生工事でしたが、創意工夫の中でたいへん魅力的な空間が生まれました。着工は平成23年7月、約8カ月の工程でした。
山梨市、のどかな田園地帯に木造二階建て述坪約38坪の住宅が完成しました。工事概要は地盤改良に続いて耐圧盤ベタ基礎を施工、ヒノキや杉の木材を室内側に表し(真壁)木を呼吸させ、外部は基礎や屋根とともに強力に断熱防湿し快適な室内環境を作っています。着工は平成22年9月、約6カ月半の工程でした。
「蔵・移築再生の家」は、かつて勝沼に建つ養蚕のための蔵でした。総2階建てのこの建物は、今は希少な国産の栂(ツガ)をふんだんに使用し、柱は135mm角以上の太いものです。2階の梁は身長180cmの人には頭がぶつかるほど低いものの、小屋組は広く2階は言わばジャングルジムのようです。栂の床板は各所棚板に使用しました。既存の美しい架構・軸組みには手を加えず、付け足すことで現代の家に近づけました。床は国産の桧の厚板で、押入や天井は杉板貼り、外壁は杉皮貼りです。
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平成23年3月20日、身延町波高島(はだかじま)地区の八幡神社の社殿が完成し落慶式が行われました。工事は道路の拡張工事に伴う改築工事で、新しくなった社殿は正面入母屋造り、背面切り妻造り、瓦葺き、梁間1.5間×桁行き3間、建て坪4.5坪です。着工は平成22年10月、約5カ月の工程でした。
富士川クラフトパークの切り絵の森にある古民家ギャラリー、その茅葺き屋根が約20年ぶりに修理されました。この古民家は山梨県南部町にあったもので平成3年に当地に移築保存されていました。建築年代はその様式から17世紀後半の元禄期とみられ、約300年以上が経過していることになります。
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伝匠舎では社寺建築の大断面・長尺材の加工を行うために、作業場を拡張・移転いたしました。移転先は山梨県甲州市神金地区で、青梅街道沿いの標高が700mほどのところです。
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伝匠舎社長の石川が代表を努めるNPO山梨家並保存会は、平成23年2月26日、笛吹市芦川町上芦川で茅刈り体験会を開催いたしました。茅は山茅(ススキ)で、将来、芦川の茅葺民家の屋根材料として使用を予定しています。
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【イベントは終了しました。ありがとうございました。 】
茅葺き屋根の材料の「茅(かや)」は、ススキやヨシなどの植物です。茅葺き屋根の葺替えにはたくさんの茅を使います。この葺替えに備えて刈り取った茅を蓄えておく必要があります。 みなさんが刈った茅もいつの日か茅葺き屋根の葺替えに使われることでしょう。是非、茅刈り体験会ご参加ください。
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甲州I邸に新たに設けられた「塔屋」は、できるだけ冷房に頼らず夏を快適に過ごすために室内に風を起こす装置です。これは住宅に設けたいわば大きな煙突で、風が気圧差で起こる原理によって3シーズン心地よい風が起こります。また天より降り注ぐ光はたいへん美しく、今回は私設ギャラリーに改装いたしました。