トピックス

2011年3月20日

波高島区の八幡神社が落慶

造成された地盤にコンクリートのベタ基礎を施工、総ヒノキの社殿を建設

造成された地盤にコンクリートのベタ基礎を施工、総ヒノキの社殿を建設

平成23年3月20日、身延町波高島(はだかじま)地区の八幡神社の社殿が完成し落慶式が行われました。工事は道路の拡張工事に伴う改築工事で、新しくなった社殿は正面入母屋造り、背面切り妻造り、瓦葺き、梁間1.5間×桁行き3間、建て坪4.5坪です。着工は平成22年10月、約5カ月の工程でした。

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2011年3月5日

古民家ギャラリーの茅屋根修理

竣工外観 棟は芝棟で岩松が植えられている

竣工外観 棟は芝棟で岩松が植えられている

富士川クラフトパークの切り絵の森にある古民家ギャラリー、その茅葺き屋根が約20年ぶりに修理されました。この古民家は山梨県南部町にあったもので平成3年に当地に移築保存されていました。建築年代はその様式から17世紀後半の元禄期とみられ、約300年以上が経過していることになります。
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2011年2月26日

上芦川:茅刈り体験会を開催

大きな茅束を抱えて・・・子供達は元気です

大きな茅束を抱えて・・・子供達は元気です

伝匠舎社長の石川が代表を努めるNPO山梨家並保存会は、平成23年2月26日、笛吹市芦川町上芦川で茅刈り体験会を開催いたしました。茅は山茅(ススキ)で、将来、芦川の茅葺民家の屋根材料として使用を予定しています。
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2011年2月17日

みんな集まれー!第3弾 茅刈り体験会

kayakari

【イベントは終了しました。ありがとうございました。 】

茅葺き屋根の材料の「茅(かや)」は、ススキやヨシなどの植物です。茅葺き屋根の葺替えにはたくさんの茅を使います。この葺替えに備えて刈り取った茅を蓄えておく必要があります。 みなさんが刈った茅もいつの日か茅葺き屋根の葺替えに使われることでしょう。是非、茅刈り体験会ご参加ください。
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2011年2月7日

夏を快適に風を起こす装置「塔屋」

大きさは1間×2間、「塔屋」は採光と通風のための装置

大きさは1間×2間、「塔屋」は採光と通風のための装置

甲州I邸に新たに設けられた「塔屋」は、できるだけ冷房に頼らず夏を快適に過ごすために室内に風を起こす装置です。これは住宅に設けたいわば大きな煙突で、風が気圧差で起こる原理によって3シーズン心地よい風が起こります。また天より降り注ぐ光はたいへん美しく、今回は私設ギャラリーに改装いたしました。

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2011年1月10日

大善寺の唐門の話

昭和の中頃まで大善寺に建っていたという唐門の写真

昭和の中頃まで大善寺に建っていたという唐門の写真

一冊の本にあったある門の写真、甲州市の教育委員会にお勤めの室伏徹さんに聞いてみると、その解体された部材が実は大善寺に残っているといいます。本では江戸初期の唐門と書いてありましたが、大善寺からお借りして作業場で仮組みしてみると、安土桃山時代にまでさかのぼるのでは?とも思えます。 (続きを読む…)