トピックス

2015年6月22日

「花かげ通り」の下草狩り

現地での作業は「塩和会」約20名の参加協力をいただきました

現地での作業は「塩和会」約20名の参加協力をいただきました

牧丘出身の大村主計(おおむらかずえ:1904~1980年)が作詞した童謡「花かげ」。歌詞の舞台となった桜並木を復活させようと、モデルの桜があったとされる向嶽寺(甲州市塩山上於曽)の塩ノ山西側に延びる「花かげの道」(旧諏訪往還)で、本年2月8日(日)約100本の桜の苗木を植える植樹祭が開かれました。それから約130日が過ぎ、桜を育てるには十分な日当たりが必要ということで、6月21日(日)塩和会によって遊歩道ならびに苗木周囲の下草狩りが行われました。
(続きを読む…)

2015年6月1日

夢叶い、上条集落が110番目の重伝建に!2

甘草屋敷 正面

甘草屋敷 正面

福助人形

福助人形

中央線塩山駅の北口にある甘草屋敷(重要文化財「旧高野家住宅」)、甲府から峡東地域にかけて点在する養蚕型茅葺民家群の代表格ですが、正面から見るとまるで裃(カミシモ)を着た福助人形によく似ているので、別名「福助型民家」という愛称があります。
(続きを読む…)

2015年5月28日

夢叶い、上条集落が110番目の重伝建に!

昭和20年代の上条集落。 茅葺き民家が連なる様子が見える。

昭和20年代の上条集落。茅葺き民家が連なる様子が見える

平成14・15年、農水省の外郭団体であった財団法人 都市農山漁村交流活性化機構が、全国に残る茅葺き民家の実態調査をいたしました。当時その調査委員の一人であった弊社社長の石川は、山梨県内をくまなく歩く中で「上条集落」を発見。同じく調査委員として出向していたナショナルトラストの米山事務局長に相談し、市文化財担当の飯島氏と計る中で、当時まだ合併前であった旧塩山市の行政の理解を得て、平成17年、財団法人ナショナルトラストによる上条集落の観光資源調査を実現いたしました。

(続きを読む…)

2015年5月24日

甲斐善光寺 7年に1度の御開帳

夜間照明に照らされる甲斐善光寺金堂。 その高さは長野の善光寺をも上回る

夜間照明に照らされる甲斐善光寺金堂。その高さは長野の善光寺をも上回る

甲府市にある甲斐善光寺。開基武田信玄公が、川中島の合戦の折に信濃善光寺の焼失を恐れ、永禄元年(1558年)御本尊善光寺如来像をはじめ、諸仏寺宝類を奉還したことに始まります。この度、7年に1度の御開帳が平成27年4月~5月にかけて約2か月間行われました。
(続きを読む…)

2015年5月23日

嗚呼アーチ橋よ永遠に

アプトの道 4連のアーチ橋 現在122歳

アプトの道 4連のアーチ橋 現在122歳

群馬県安中市にある「アプトの道」。かつて碓氷峠を越えた鉄道が廃線となり遊歩道となりました。ここに1893年イギリス人技師パウナルの設計によって完成したレンガ造りの4連のアーチ橋があります。
(続きを読む…)

2015年5月21日

世界遺産「富岡製糸場」に寄せて

東繭倉庫正面のレンガと石で作られたアーチは、上部の荷重を立派に左右の柱に伝えている

東繭倉庫正面のレンガと石で作られたアーチは、上部の荷重を立派に左右の柱に伝えている

富岡製糸場の東繭倉庫は、フランス人建築家ブリュナによって明治4~5年にかけて造られた西洋建築です。夏場に高温多湿多雨で木材が腐朽しやすい日本にあって、なぜこの建築物は150年もの長い年月を生きぬいてきたのか?
(続きを読む…)

2015年2月9日

花かげの道 植樹祭

植樹作業にはなんと80人を超える参加者が

植樹作業にはなんと80人を超える参加者が

牧丘出身の大村主計(かずえ:1904~1980年)が作詞した童謡「花かげ」。歌詞の舞台となった桜並木を復活させようと、モデルの桜があったとされる向嶽寺(甲州市塩山上於曽)の近くで、2月8日苗木の植樹祭が開かれました。
(続きを読む…)