トピックス

2015年6月1日

夢叶い、上条集落が110番目の重伝建に!2

甘草屋敷 正面

甘草屋敷 正面

福助人形

福助人形

中央線塩山駅の北口にある甘草屋敷(重要文化財「旧高野家住宅」)、甲府から峡東地域にかけて点在する養蚕型茅葺民家群の代表格ですが、正面から見るとまるで裃(カミシモ)を着た福助人形によく似ているので、別名「福助型民家」という愛称があります。
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2015年5月28日

夢叶い、上条集落が110番目の重伝建に!

昭和20年代の上条集落。 茅葺き民家が連なる様子が見える。

昭和20年代の上条集落。茅葺き民家が連なる様子が見える

平成14・15年、農水省の外郭団体であった財団法人 都市農山漁村交流活性化機構が、全国に残る茅葺き民家の実態調査をいたしました。当時その調査委員の一人であった弊社社長の石川は、山梨県内をくまなく歩く中で「上条集落」を発見。同じく調査委員として出向していたナショナルトラストの米山事務局長に相談し、市文化財担当の飯島氏と計る中で、当時まだ合併前であった旧塩山市の行政の理解を得て、平成17年、財団法人ナショナルトラストによる上条集落の観光資源調査を実現いたしました。

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2015年5月24日

甲斐善光寺 7年に1度の御開帳

夜間照明に照らされる甲斐善光寺金堂。 その高さは長野の善光寺をも上回る

夜間照明に照らされる甲斐善光寺金堂。その高さは長野の善光寺をも上回る

甲府市にある甲斐善光寺。開基武田信玄公が、川中島の合戦の折に信濃善光寺の焼失を恐れ、永禄元年(1558年)御本尊善光寺如来像をはじめ、諸仏寺宝類を奉還したことに始まります。この度、7年に1度の御開帳が平成27年4月~5月にかけて約2か月間行われました。
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2015年5月23日

嗚呼アーチ橋よ永遠に

アプトの道 4連のアーチ橋 現在122歳

アプトの道 4連のアーチ橋 現在122歳

群馬県安中市にある「アプトの道」。かつて碓氷峠を越えた鉄道が廃線となり遊歩道となりました。ここに1893年イギリス人技師パウナルの設計によって完成したレンガ造りの4連のアーチ橋があります。
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2015年5月21日

世界遺産「富岡製糸場」に寄せて

東繭倉庫正面のレンガと石で作られたアーチは、上部の荷重を立派に左右の柱に伝えている

東繭倉庫正面のレンガと石で作られたアーチは、上部の荷重を立派に左右の柱に伝えている

富岡製糸場の東繭倉庫は、フランス人建築家ブリュナによって明治4~5年にかけて造られた西洋建築です。夏場に高温多湿多雨で木材が腐朽しやすい日本にあって、なぜこの建築物は150年もの長い年月を生きぬいてきたのか?
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2015年2月9日

花かげの道 植樹祭

植樹作業にはなんと80人を超える参加者が

植樹作業にはなんと80人を超える参加者が

牧丘出身の大村主計(かずえ:1904~1980年)が作詞した童謡「花かげ」。歌詞の舞台となった桜並木を復活させようと、モデルの桜があったとされる向嶽寺(甲州市塩山上於曽)の近くで、2月8日苗木の植樹祭が開かれました。
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2015年2月1日

【国重文】高室家住宅で見学会

主屋の内観、大黒柱が2本立っているような構造 全国的に見ても大変珍しい

主屋の内観、大黒柱が2本立っているような構造 全国的に見ても大変珍しい

1月31日、甲府市と山梨県教育委は、国の重要文化財「高室家住宅」見学会を開催しました。文化財建造物保存技術協会の設計管理のもと弊社では、昨年の平成26年3月から修復工事に着手、現在は解体工事を順次進めているところです。
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2014年9月22日

見事!前田征一郎さんのミニ蔵

玄関先に飾られた蔵と作者の前田征一郎さん 屋根や壁には黒漆喰を使っているそう

玄関先に飾られた蔵と作者の前田征一郎さん。屋根や壁には黒漆喰を使っているそう

当社の地元にある塩山温泉郷。温泉宿、井筒屋別館の御主人萩原守さんは刀剣の鑑定で有名で、たいへん審美眼のある方です。この萩原さんのご推奨で、上於曽1289番地にお住まいの前田征一郎さんのミニチュア蔵を見せていただきに上がりました。
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