2012年9月15日
築300年の家・命ふたたび
山梨県の中央市高部にあったとある古民家が笛吹市石和町に移築されました。専門家からは「重要文化財に指定されてもおかしくない」という声もあった住宅ですが老朽化が著しく、大きく傾いていて倒壊の恐れもありました。所有者であった塚田さんは最終的に今の状態で残しておくことは困難と判断、当社に古民家の今後の活用について相談をいただくことになりました。 (続きを読む…)
山梨県の中央市高部にあったとある古民家が笛吹市石和町に移築されました。専門家からは「重要文化財に指定されてもおかしくない」という声もあった住宅ですが老朽化が著しく、大きく傾いていて倒壊の恐れもありました。所有者であった塚田さんは最終的に今の状態で残しておくことは困難と判断、当社に古民家の今後の活用について相談をいただくことになりました。 (続きを読む…)
昭和57年に長安寺様本堂の保存修理工事を工事させていただきました。それから約30年がたち屋根から雨漏りが見られるようになりました。原因を調べてみると銅板の伸縮に対応する技術がまだ当時は十分でなかったために、ハゼ切れがおこり雨が侵入しているのではないかという結論です。 (続きを読む…)
甲府城(舞鶴城)の鉄門の工事も終盤になり、本年12月末の完成引き渡しに向かって仕上げの工程に入っています。平成24年8月20日、鯱瓦が棟瓦の上に載りました。奈良県で作成された鯱瓦、何度も修正を加えられ焼き直しも行って、やっと本日完成しました。
友人を連れて久しぶりに忍野(おしの)の天祥庵(てんしょうあん)を訪れました。お勧めを聞いてみると「ぶっかけ」という答え、早速注文してみると、お蕎麦と具だけを載せた皿とツユが出てきました。具は7種類ほどありましたが、しゃもじに味噌を煉りつけて軽く焼いたものはたいへん香ばしく珍しいと感じました。
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平成14年から平成20年まで、およそ6年もの歳月を掛けて移築保存修理した甲斐国分寺の建造物が笛吹市の文化財に指定されました。美しくよみがえった建物をもう一度ご覧ください。
平成24年7月24日、身延山久遠寺総門を保存修理工事するにあたり、安全祈願のご祈祷が行われました。久遠寺28世日奠上人が寛文5年(1665年)に建立された総門は身延町の文化財に指定されていて、正面扁額には36世日潮上人の筆になる「開会関」の文字が記されています。完成は平成24年11月30日の予定。
新宿からわずか約100kmの距離にある甲府盆地の東北に位置する峡東地域は、地震もなく台風もめったに来ない防災上安全な地域でありますが、特に山紫水明の神金地区は700m近い標高があり、蒸し暑い山梨の中では夏を快適に過ごすことができるたいへん良き場所です。 (続きを読む…)