トピックス

2012年4月1日

窪八幡神社で手水舎の修理が完成

修理が完了した手水舎

修理が完了した手水舎

大井俣窪八幡神社は山梨市北にある神社で、代々武田家をはじめとする甲斐源氏の崇拝を集めた神社です。多くの優秀な文化財建造物を所有していますが、たとえば日本最古に属するとされる木造鳥居はたいへん美しいもので木造の鳥居を考える上で模範とすべきものと考えられます。 (続きを読む…)

2012年3月27日

茅葺古民家で完成式典

完成した茅葺き古民家「藤原家住宅」の外観(南西面)

完成した茅葺き古民家「藤原家住宅」の外観(南西面)

平成24年3月27日、上芦川地域振興のさきがけとなる原風景復活保存事業、茅葺き古民家「藤原家住宅」保存修理工事が完成し、笛吹市荻野市長様、原芦川支所長様はじめ関係各位が多数参列するなか、完成式典がにぎにぎしく行われました。
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2012年3月2日

勝沼ぶどう郷を見下ろす小舎を改修

竣工外観 西北面を見る

竣工外観 西北面を見る

I邸の離れは、勝沼ぶどう郷を西に見下ろす斜面にあります。この度改修が行われ、一部雨掛かりのあった木造の外部階段を修理し、外側に壁を作り屋内階段に改めました。木造の回り階段は節のあるヒノキ材、外壁は波型スレートの無塗装仕上げと特に珍しい材料も工法も用いていないのですが、施主の高いデザインセンスと工事担当者の熱意によって美しい建築が仕上がりました。
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2012年3月1日

高根町で古民家再生

高根町蓑輪の美しい景観「熊谷家住宅」

高根町蓑輪の美しい景観

K家は昭和初期に建てられた古民家です。下屋のほか不要な部分を思い切って82.5㎡(25坪)取り壊し、延べ面積を43坪にシェイプアップ、住みやすさを追求し、すっきりした家に生まれ変わりました。予算は税込みで2320万円、坪単価は税込約54万円、たいへん費用対効果の大きい仕事になりました。 (続きを読む…)

2012年2月25日

宿願寺:催事に対応する「客殿」が完成

本堂の西隣に木造平屋建ての客殿が完成

本堂の西隣に木造平屋建ての客殿が完成

JR山梨駅から歩いて10分ほどの住宅街に宿願寺(浄土真宗)があります。信仰心の篤い檀家が300年にわたって寺を支えてきました。「客殿」の新築は様々な催事に対応できる空間がお寺にほしいという檀家様の強い要望に応えて計画されました。 (続きを読む…)

2012年2月17日

重要文化財「慈眼寺」でカンナ掛けの修行

伝匠舎の若手四天王? 板削りの研修で慈眼寺に集合!

伝匠舎の若手四天王? 板削りの研修で慈眼寺に集合!

山梨県笛吹市一宮町にある慈眼寺(真言宗)は、楼門・本堂・庫裏が国指定の重要文化財に指定されています。伝匠舎は現在本堂の保存修理工事にたずさわっています。文化財の修理工事で厄介なのが天井や壁や広縁に張られる幅広板の加工、材質はマツやスギですが機械を通さずに手仕事でなめらかな板に仕上げていきます。汗を流してカンナがけをするのは伝匠舎の若い職人達、刃を研ぎカンナの調整をしながらひたすら板を削りつづけています。

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2012年1月28日

五体明王像の耐震工事が完了

安置された五体明王

安置された五体明王

五体明王とは理想の実現を妨げる色々な障害を取り除くために、大日如来から強いパワーを与えられた真言密教の5人の仏です。笛吹市春日居町桑戸区にある五体明王像は平安時代後期に作られた、たいへん古い仏像で山梨県の指定文化財に指定されています。古くは同地区の地蔵院にあったものを戦国時代の終わり頃に桑戸区を守るためにとの理由で、区の鬼門に当たる現在の地に不動堂を建て安置されました。
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2012年1月10日

時計の付いた見晴らし台完成

完成した見晴らし台、時計との相性もよいですね

完成した見晴らし台、時計との相性もよいですね

昨年の暮れ、北杜市白州町のY邸にご覧のような見晴らし台が完成しました。実は以前ここには二階建の付属建築物がありましたが、そこからの甲斐駒ケ岳の眺めがたいへん美しかったことを想い、施主様が特に計画されました。高さ約6m、時計が付いて愛らしい地域のランドマークになりました。

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2011年12月22日

勝沼:O邸主屋他改修工事が完了

竣工全景 南斜面に主屋、蔵ほかいくつもの付属建物が連なる

竣工全景 南斜面に主屋、蔵ほかいくつもの付属建物が連なる

勝沼氏の館跡にほど近い景勝地。御縁あって連絡をいただき出かけてみると二階のベランダから侵入した雨が一階の廊下天井にいくつものしみをつくっておりました。雨漏り個所の特定のためベランダ周辺の各所からバケツに汲んだ水を掛け流してみるとほぼここだという個所が解りましたので、ベランダの踏み板を揚げて防水対策をやり直すことになりました。 (続きを読む…)

2011年12月13日

慈眼寺(じげんじ)の御本堂で上棟式

住職様、総代長様はじめとする関係各位で記念撮影

住職様、総代長様はじめとする関係各位で記念撮影

「千歳(せんざい)の棟(とう)、万歳(まんざい)の棟、永永(えいえい)の棟」棟梁の掛け声で棟に上った二人の大工がカケヤを棟に振り下ろし棟木を納める儀式「棟納めの儀」が行われました。平成23年12月12日大安吉日、重要文化財慈眼寺の本堂で上棟式が行われました。平成23年8月に始まった工事もここでやっと半ばになりました。

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