2010年11月2日
向嶽寺の仏殿・開山堂の落慶式
塩山向嶽寺の仏殿・開山堂の修復工事の落慶式並びに落慶法要が平成22年10月30日挙行されました。この仏殿は約200年前に弊社一族の甲州下山大工・石川源三郎によって建てられました。大正15年(約85年前)には火災によって上層部の茅葺屋根と小屋組みが焼けましたが、この修復工事にあたったのが弊社二代前の石川孝重社長で、このとき若干29歳の若さであったと伝わっております。
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塩山向嶽寺の仏殿・開山堂の修復工事の落慶式並びに落慶法要が平成22年10月30日挙行されました。この仏殿は約200年前に弊社一族の甲州下山大工・石川源三郎によって建てられました。大正15年(約85年前)には火災によって上層部の茅葺屋根と小屋組みが焼けましたが、この修復工事にあたったのが弊社二代前の石川孝重社長で、このとき若干29歳の若さであったと伝わっております。
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文化財審議会は2010年10月15日、静岡市の久能山東照宮の本殿・石の間・拝殿を国宝に指定するよう文部科学省に答申しました。久能山東照宮は徳川家康の霊廟として各地にたてられた東照宮のうち最古の造営で1617年の建立。本殿と拝殿を石の間でつなぐ「権現造り」と呼ばれる建築様式が普及する契機となり、当時の高い建築・工芸技術を今日に伝えています。
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南アルプスの鳳凰山を拝する山岳信仰の場として造営された苗敷山穂見神社(奥宮)は、稲作の神としてかつては広く信仰を集めていました。現存する社殿は元文元年(1736年)に再建されたもので、本殿・渡殿・拝殿が一体となった権現造りで、数少ない山岳信仰の神社としてたいへん貴重なため、韮崎市指定の文化財に指定されています。
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勝沼町にある「宮光園」の名は、明治のワイン醸造家「宮崎光太郎」に由来します。現在邸内に残る建造物群(甲州市指定文化財)や宮崎家に伝わった葡萄酒醸造風景の写真などの多くの資料は、日本における明治期のワイン生産を知る上でたいへん貴重な産業遺産です。このうち今回はその主屋が保存修理され、10月2日(土)仮に公開されました。
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北杜市白州町白須にある山田邸は、延べ面積が約90坪、明治期に造られた前沢地域特有の養蚕型民家です。曳き屋で建物を持ち上げ、基礎を打ち直し、建物全体に省エネ工事を施すなど、内外装ともに伝匠舎の技術を駆使した理想的な現地再生です。
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弊社が企画した3坪の農舎「美壺庵」がたいへん好評のうちに完成したのが昨年平成21年4月であります。それから約1年、約10坪の農舎が丹波山村のクラインガルテンに完成しました。弊社はその建設工事を担当、今後の農舎の展開がいよいよ楽しくなってきました。工期は約4カ月、建築の工事費は約1千万円でした。
平成19年3月に解体格納した富山県魚津の古民家が、この度、神奈川県足柄上郡北町に再生されました。この民家は東建と称される雪国独特の重厚な骨組みを持つ民家で、築約150年の歳月を経て、第二の生涯を歩むこととなりました。弊社は持ち前の技術を発揮し、古民家の解体から上棟までを担当、このほど無事に引き渡しが行われました。仮組着手は平成22年3月、上棟は同年6月で約3カ月の工程でした。
平成22年6月2日(水)甲州市役所新本庁舎の竣工式が行われました。弊社は建築主体工事をJVで請け負いました。工事は元ショッピングセンターであった建物を市役所の本庁舎に改修するもので、規模はRC造3階建、地下1階、延べ床面積は12,231㎡、工期は平成21年の10月〜平成22年の5月末日までの約8ヶ月間でした。近隣の皆さまはじめ関係各位にはたいへんお世話になりありがとうございました。
甲府五山の一つ、長禅寺本堂の屋根の葺き替え工事が完了しました。昭和の第二次世界大戦時に銅板屋根として計画されていたものを銅板の入手が困難となり瓦葺きに改められたという経歴を持つ建物だけに、耐震性などが改めて考慮され銅板に葺き替えられることとなりました。本堂の設計は当時の伊藤平左衛門建築事務所です。