2020年3月15日
瓦絵の誕生
2006年10月、山梨市にあったある名門旧家からご相談を受けました。たいへん立派な建物であり、古民家の雑誌に古民家情報を出して利活用の道を探りましたが…残念ながら、解体処分となってしまいました。
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2月3日の節分、山梨県にある日蓮宗の総本山、身延山久遠寺では恒例の節分会が開かれました。今年のゲストは、大相撲の関取、魁聖関と旭秀鵬関です。 (続きを読む…)
弊社で復元工事をさせていただいた、甲州市上条集落にある茅葺き屋根の宿泊施設「もしもしの家」が、最後のセンター試験の地理Bの問題に登場しました。建物を維持管理している人によると、事前に事実関係の確認など何の連絡もなかったそうです。試験問題の漏洩を防ぐことを考えれば当然のことなのでしょうが、だとすれば「もしもしの家」や、甲州市のWebサイトは熟読されていたのでしょうね。
■もしもしの家公式Webサイト
https://koushu-minka.jp/
さて試験問題の中身ですが、
サ. この屋根の形は、通気性のためか、防音のためか?
シ. この地区の養蚕業は、他地域と比べて遅くまで行われていたか、早く縮小したか?
というものでした。回答はサとシの正しい組み合わせを4つの中から選びます。みなさんはどう思われますか? この記事の最後に解答を書いておきます。
正解は
①、サ:通気性、シ:遅くまで行われていた
でした。
平成30年(2018年)9月に発生した台風24号は、各地の文化財建造物にも多くの被害を及ぼしました。久能山東照宮の境内でも複数の倒木被害があり、そのうち一本が神庫の南東隅の屋根と軒周りに倒れ甚大な被害を与えたのです。
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