トピックス

2012年8月20日

鉄門(くろがねもん)に鯱鉾(しゃちほこ)が載る

近くで見るとこんな力強く頼もしい顔をしています

近くで見るとこんな力強く頼もしい顔をしています

甲府城(舞鶴城)の鉄門の工事も終盤になり、本年12月末の完成引き渡しに向かって仕上げの工程に入っています。平成24年8月20日、鯱瓦が棟瓦の上に載りました。奈良県で作成された鯱瓦、何度も修正を加えられ焼き直しも行って、やっと本日完成しました。

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2012年8月17日

忍野のそば処「天祥庵」

平成24年1月 茅葺き屋根の葺き替えを終えた天祥庵

平成24年1月 茅葺き屋根の葺き替えを終えた天祥庵

友人を連れて久しぶりに忍野(おしの)の天祥庵(てんしょうあん)を訪れました。お勧めを聞いてみると「ぶっかけ」という答え、早速注文してみると、お蕎麦と具だけを載せた皿とツユが出てきました。具は7種類ほどありましたが、しゃもじに味噌を煉りつけて軽く焼いたものはたいへん香ばしく珍しいと感じました。
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2012年8月13日

塩の山は恋の季節

乱舞するホソオチョウ、小さなアゲハチョウだ。尾羽の突起がたいへん長く優雅に飛行する。子供のころには見た記憶がない、おそらく本来は中国大陸の蝶らしい。蝶の世界も国際化しているのだろうか。

乱舞するホソオチョウ、小さなアゲハチョウ。尾羽の突起が長く優雅に飛行する。子供のころには見た記憶がなく本来は中国大陸の蝶らしい。蝶の世界も国際化?

「塩の山 差出(さしで)の磯に住む千鳥 君 が御代をば八千代とぞ鳴く」平安時代の古今和歌集(詠み人知らず)の和歌に登場する塩の山は、名刹向嶽寺の境内地になりますが、ありがたいことに一般市民に開放されていています。

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2012年8月5日

宿願寺の本堂が上棟

槌打ちの儀、棟梁の掛け声に合わせて、二人の工匠が掛矢(かけや)で棟をたたく。棟木を棟に納めるのを表現する儀式。

槌打ちの儀、棟梁の掛け声に合わせて、二人の工匠が掛矢(かけや)で棟をたたく。棟木を棟に納めるのを表現する儀式

平成24年8月5日、真言宗大谷派 松石山・宿願寺の本堂が上棟、にぎにぎしく上棟式が行われました。

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千古の杜のオカリナコンサート

深い杜のすばらしい特設ステージでオカリナの演奏をする佐藤一美さん、大嶽山那賀都神社とは少なからぬ縁があるという。

深い杜のすばらしい特設ステージでオカリナの演奏をする佐藤一美さん、大嶽山那賀都神社とは少なからぬ縁があるという

山梨市三富釜谷口にある大嶽山那賀都神社、この修験道場の面影を残す千古の杜に、澄んだオカリナの音が響き渡りました。平成24年8月5日(日)は大嶽山那賀都神社の夏の大祓式、大勢の信者の方がお参りに登ってくるなか、日原宮司様の神事に続いて、この日は特別に日本を代表するオカリナ奏者の佐藤一美さんによる奉納コンサートが行われました。 (続きを読む…)

2012年8月3日

横内知事が上条集落を視察

集落内を散策される横内知事、背後に茅葺きの観音堂が見える

集落内を散策される横内知事、背後に茅葺きの観音堂が見える

平成24年8月3日、横内知事は田辺甲州市長を案内役に集落内を歩きながら散策され、観音堂などをご覧になりました。茅葺き民家の甲州民家情報館では市長、教育委員会関係者、地元住民の代表とともに座を囲んで、集落の特徴や現状などについて熱心に意見を交わされました。また最後に村内の中村一仁さん宅を訪問、ご家族とも親しく会話を交わされました。 (続きを読む…)

2012年7月24日

身延山久遠寺 総門を修理

身延山久遠寺総門の前で

身延山久遠寺総門の前で

平成24年7月24日、身延山久遠寺総門を保存修理工事するにあたり、安全祈願のご祈祷が行われました。久遠寺28世日奠上人が寛文5年(1665年)に建立された総門は身延町の文化財に指定されていて、正面扁額には36世日潮上人の筆になる「開会関」の文字が記されています。完成は平成24年11月30日の予定。

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2012年7月17日

蓮の花が咲きました

平成24年7月17日撮影

平成24年7月17日撮影

弊社の建築写真をお願いしているカメラマンの青柳茂さんから、平成23年5月にいただいた蓮の根が育ち、今年はこんなに素晴らしい花が2輪咲きました。

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2012年7月6日

昭和建築のリフォーム:K邸

竣工南東面外観、下屋の屋根はガルバリューム鋼板を既存屋根の上にかぶせるカバー工法を採用

竣工南東面外観、下屋の屋根はガルバリューム鋼板を既存屋根の上にかぶせるカバー工法を採用

新宿からわずか約100kmの距離にある甲府盆地の東北に位置する峡東地域は、地震もなく台風もめったに来ない防災上安全な地域でありますが、特に山紫水明の神金地区は700m近い標高があり、蒸し暑い山梨の中では夏を快適に過ごすことができるたいへん良き場所です。 (続きを読む…)