トピックス

2018年5月8日

古民家の宿で模様替え

中村屋旅館の正面玄関、近代和風の建築として高い評価を受けている

中村屋旅館は甲州市の塩山温泉郷にある老舗旅館です。昨年平成29年(2017年)5月2日に、その主要木造の旧館部分が国の登録有形文化財に認定されたこともあって、町屋に残る古民家の宿として注目を集めることとなりました。
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2018年5月5日

W家住宅の再生工事

再生された南面外観

1963年築造(築約55年)のその家は、富士を真南に遠望する日当たりのよい小高い山麓に建っています。昔懐かし田舎風な入母屋造りの平屋建てですが、上屋の瓦屋根の下に下屋の屋根が入り重なる豪華な屋根の造りとなっています。
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2018年3月26日

甲州民家移築再生[15]土壁塗りワークショップ

荒壁を塗る、床の間の周辺部、手板に泥を受けてコテで小舞に塗り込む

神奈川県川崎市の柴原家住宅移築再生現場。3月25日(日)、先月の「竹小舞ワークショップ」に続いて「土壁塗りワークショップ」が開かれました。主催は施主の柴原みどり様ご夫妻、O設計室と伝匠舎㈱石川工務所がこれに協力させていただきました。
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2018年3月19日

韮崎の旧家 -内庭を囲む門扉と塀-

平成12年に再生工事が行われた主屋を背景に、再建された門扉と塀

平成12年に当社で再生工事をさせていただいたK邸主屋の東側には、もともと内庭(うちにわ)を囲んで内門(うちもん)と塀がありました。これらは長い間の風雪で失われ、門の礎石と塀の土台石だけが残されていましが、このたび昔の形状に再建されることになりました。
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2018年3月7日

大本山向嶽寺総門 修理工事完了

2018年2月19日
官庁猊下、末寺ご住職方、総代役員、檀信徒、工事関係者が参列して落慶式が行われた

臨済宗の大本山向嶽寺の総門(通称「黒門」)は江戸期に建立されました。四脚門としては、たいへん雄大なもので、間口が15尺(4545mm)、奥行きが14尺(4242mm)、関東にある数ある四脚門の中で最大級のものです。
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