2022年2月20日
大本山向嶽寺 大庫裡屋根他修復 完了
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参道から見た大本山向嶽寺の大庫裡
臨済宗向嶽寺派の大本山向嶽寺の大庫裡修復工事が完了しました。新しく葺き替えられた銅板屋根は光に満ち溢れ、堂々たる銅板製の鬼瓦が存在感を放ち、塩ノ山を背景に美しく輝いています。
参道から見た大本山向嶽寺の大庫裡
臨済宗向嶽寺派の大本山向嶽寺の大庫裡修復工事が完了しました。新しく葺き替えられた銅板屋根は光に満ち溢れ、堂々たる銅板製の鬼瓦が存在感を放ち、塩ノ山を背景に美しく輝いています。
金櫻神社境内 拝殿建設のための杉と桧を伐採
山梨県と長野県の県境に位置する奥秩父連峰の盟主である金峰山(きんぷさん)。金峰山信仰の里宮では県内最古に属する金櫻神社が山梨県山梨市牧丘町の杣口(そまぐち)にあります。「杣」とは木材を切り出す山のことで、その入口にあることから「杣口」という名がついています。
完成した円融寺山門 正面
階段を上ると、新旧職人達の技が時代を超えて集結した、立派な佇まいの山門が現れます。場所は埼玉県秩父市にある臨済宗(禅宗)の古刹、万松山円融寺です。「社寺バンク」を活用し、名門某寺院から譲り受けた山門を円融寺へ移築させていただきました。
改修工事が完了した円融寺 全景
約1年4カ月に及ぶ万松山円融寺本堂の耐震補強・屋根葺き替え工事が完了し、令和4年1月に新設した山門と共にお引き渡し致しました。秩父34観音霊場の26番札所でもある円融寺。その威風堂々たる姿を札所巡りの間にお楽しみいただければと思います。
工事中の平田家住宅。雪を被った美しい八ヶ岳を背景に
国指定重要文化財・平田家住宅で行われている茅葺屋根葺替工事の見学会が、令和4年1月16日に開催されました。江戸時代中期の建築とされる平田家住宅は、武田信玄の家臣の子孫で江戸時代の大名主だった平田家の暮らしぶりがわかる貴重な建造物です。
帰ってきた「木造薬師如来坐像」(県指定文化財)
山梨県指定の文化財「木造薬師如来坐像」が修復作業を終え、2年4カ月ぶりに大福寺へ戻り、文化財保存庫へ搬入されました。仏像は高さ280cmを誇り、坐像としては県内最大です。
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大本山向嶽寺庫裡 現場全景
塩ノ山南麗に所在している大本山向嶽寺は、臨済宗に15ある大本山の一つです。令和3年6月から向嶽寺庫裡の修復工事が順調に進行中。現在、出来高も7割を超えました。
移築修保が進む本殿全景
笛吹市境川町にある三椚(みつくぬぎ)熊野神社の御本殿の移築が、現在、佳境を迎えています。昨年末に解体が終了し、作業場にて腐朽した部材の修理工事を行っていた本殿の組み立てが始まりました。
山門建築のスタッフ(左から萱沼設計部長、石原現場監督、近山棟梁、大工の古屋)
秩父三十四カ所霊場の26番札所として有名な埼玉県秩父市の万松山円融寺。臨済宗(禅宗)の古刹である円融寺の御住職様から山門を建立したいというご相談をいただき、弊社がご提案したのは「社寺バンク」の活用でした。