2015年7月31日
イベント:山廬(さんろ)と甲州民家
俳人 飯田蛇笏(だこつ)。皆さんご存知かと思いますが、山梨の山村で暮らしつつ格調の高い句を作った方です。大正時代における「ホトトギス」隆盛期の代表作家で俳誌「雲母」を主宰。四男の飯田龍太も高名な俳人です。
蛇笏・龍太が暮らした笛吹市にある居宅「山廬」。その母屋は江戸時代後期の木造建築です。一帯はかつて養蚕地帯であり、飯田家は養蚕農家でもありました。玄関や座敷などは築150年以上たった今も建設当時の面影を残しています。
俳人 飯田蛇笏(だこつ)。皆さんご存知かと思いますが、山梨の山村で暮らしつつ格調の高い句を作った方です。大正時代における「ホトトギス」隆盛期の代表作家で俳誌「雲母」を主宰。四男の飯田龍太も高名な俳人です。
蛇笏・龍太が暮らした笛吹市にある居宅「山廬」。その母屋は江戸時代後期の木造建築です。一帯はかつて養蚕地帯であり、飯田家は養蚕農家でもありました。玄関や座敷などは築150年以上たった今も建設当時の面影を残しています。
平成26年9月に保存修理工事が完了した宮光園「白蔵」で、平成27年6月28日(日)夕刻より恒例のサマーコンサートが開催されました。三人の奏でる軽快な調べは南国沖縄の爽やかな青空のようでした。
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神奈川県箱根町の指定文化財「早雲寺本堂」の保存修理工事が完成し、平成27年6月25日(木)関係者が集まって竣工式が行われました。箱根湯本の金湯山早雲寺は後北条家の菩提寺であると同時に、京都大徳寺の別格地で、利休の一番弟子「山上宗二」の慰霊碑があるなど、たいへん茶道にゆかりのある名刹であります。
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家の価値を見定めてほしいとの所有者からの意向を受けて出向いてみると、そこには今まで見たこともない遺構が存在しました。それは玄関正面の板腰壁の結界です。
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牧丘出身の大村主計(おおむらかずえ:1904~1980年)が作詞した童謡「花かげ」。歌詞の舞台となった桜並木を復活させようと、モデルの桜があったとされる向嶽寺(甲州市塩山上於曽)の塩ノ山西側に延びる「花かげの道」(旧諏訪往還)で、本年2月8日(日)約100本の桜の苗木を植える植樹祭が開かれました。それから約130日が過ぎ、桜を育てるには十分な日当たりが必要ということで、6月21日(日)塩和会によって遊歩道ならびに苗木周囲の下草狩りが行われました。
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2015年6月20日(土)、伝匠舎の「棟梁の家」でミニワークショップを開催。加賀達磨をヒントにして千成り瓢箪(ひょうたん)に彩色する試みをしました。結果はご覧のように上々、来年のワークショップに備えて瓢箪の種を蒔くことになりました。
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山梨県笛吹市御坂町の名門旧家に残った古民家
長年各地で、自邸として移築するための古民家を探していた柴原様に出会いの時が訪れました。
平成27年6月17日水曜日、中央線塩山駅で待ち合わせ、県内の古民家3物件をご案内しましたが、そのうち御坂町にあった古民家に柴原様は深く共鳴されたご様子で、この時、内心譲受することを決断されたように思われます。
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栃木県大田原市にあった旧K邸、このたび規模を縮小減築して移築されました。山梨の甲州市藤木地区に移した理由は、娘さんが学生時代に星の観察会で何度かこの地を訪れていて、その時の良い印象によるとのことでした。
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